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ワイヤーロープは、鋼鉄線をよりあわせた鋼で構成されています

ワイヤーロープには、ＪＩＳ規格品の玉掛け用があり、一般的にはＪＩＳ規格外の台付け用とがあります

呼び 用途 JIS規格 構成記号 ロープ 公称径 mm 破断荷重 断面 めっき (G/O) 裸 (O/O) ７本線6より 6×7 G種 A種   ｋN ｋN めっき水産用 ロープ 船　舶 漁　業 6 19.0   8 33.8   9 42.8   10 52.8   12 76.0   呼び 用途 めっき水産用 ロープ 船　舶 漁　業 裸林業用 ロープ 控　索 巻上索 作業索 JIS規格 構成記号 ロープ 公称径 mm 破断荷重 断面 めっき (G/O) 裸 (O/O) 19本線6より 6×19 G種 A種   ｋN ｋN 6 18.1 19.4 8 32.1 34.6 9 40.7 43.8 10 50.2 54.0 12 72.3 77.8 14 98.4 106 16 128 138 18 163 175 20 201 216 22 243 261

呼び 用途 めっき加工用 ロープ 玉掛索 めっき水産用 ロープ 船舶　係留索 漁業　曳航索 巻網　定置網 裸加工用 ロープ 玉掛索 台付索 JIS規格 構成記号 ロープ 公称径 mm 破断荷重 断面 めっき (G/O) 裸 (O/O) 24本線6より 6×24 G種 A種   ｋN ｋN 6 16.5 17.7 8 29.3 31.6 9 37.1 39.9 10 45.8 49.3 12 65.9 71.0 14 89.7 96.6 16 117 126 18 148 160 20 183 197 22 222 239 24 264 284 26 309 333 28 359 387 呼び 用途 めっき加工用 ロープ 玉掛索 裸加工用 ロープ 玉掛索 裸クレーン用 ロープ 巻上索 JIS規格 構成記号 ロープ 公称径 mm 破断荷重 断面 めっき (G/O) 裸 (O/O) 37本線6より 6×37 G種 A種   ｋN ｋN 6 17.8 19.1 8 31.6 34.0 9 40.0 43.0 10 49.4 53.1 12 71.1 76.5 14 96.7 104 16 126 136 18 160 172 20 197 212 22 239 257

ロープ径には、公称径と実際径（実測径）とがあり、公称径はいわゆる呼び径です。一方、実際径は図に示すように、その外接円の直径を測定してmmで表します。
実際径の許容差は、JISでは公称径10mm未満は、10mm以上はとなっています。
ロープ径の測り方

	玉掛け用ワイヤロープの形状には，次の種類があります。
(1)シンブル付き 最も損傷し易いアイ部を保護するためには，図1に示すシンブルを使用します． (2)リング付き 複数のロープを使用すると荷重のアンバランスを生じ易いので，図2に示すように，リングを介すと良い． (3)フック付き 図3に示すように，フックを端末に付属させると，使い勝手が良くなる． (4)エンドレス形 吊り荷への引っ掛かりを嫌う場合に使用される．(図4参照)

			玉掛け用ワイヤロープの加工方法には，以下の種類があります．
		(1)　アイ圧縮止め　 アルミ合金製，鉄製又は銅製のスリーブを用い，ロープの端末を折り返すか又は編み込んでアイ状にし，本体ロープに添わせてプレス等で圧縮する． (2)　アイスプライス アイスプライスは，ロープを折り曲げてアイ形をつくり，その端末をストランドに解き，ロープ本体のストランド間に手作業で差し込んで継ぎ合わせるもので，このストランドを編み込む方法に「巻差し」と「かご差し」とがある． (3)　エンドレス加工 1本のロープを連続して円形に継ぐショートスプライス法とロングスプライス法，1本のストランドをより合せて円形のロープにするグロメット加工法並びに圧縮止めにより円形のロープにする加工法等がある

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